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日々是好日。


by farewell0324

there is nothig to solve everything.

はい!一日一短歌は3日坊主どころか一日坊主でしたね!一日で坊主になれるか!もうよくわからん!

めっきり寒いことですよ…指がかじかんでます。そう…今週は人生でこんなになかったよねっていうくらい、相談をうけます。どうしたんだ…大丈夫か…!恋愛なんてこっちが相談したいわ!しかしこの相談率は人生初なので多分もうないでしょう…みんなこいつあてにならねえってわかって去っていくんだぜ…!ドルフィンに悩みを打ち明けに行くとテニミュで洗脳されて「悩みなんてどうでもいーやー」って気分で帰れますよ。抜本的解決が成されない。嘘、でも役に立たないかもしれないですが話すのって大事じゃないかなって思いますので私の話し相手になってください。あれこっちのが深刻そうだわ。鈍感でその上ちょっとおつむが弱い話し相手で申し訳ないです。

テニミュ取れんのかこれ…前編見れずに後編見れたとか無しでお願いしたいな…抽選って、おい!多分一回くらいは…見られると…思うんですけど…。

今の読みかけは『マンスフィールド・パーク』です。すげー厚い今だ六分の一…。主人公のファニーが辛い境遇を乗り越えて結婚をするっていうのがわかってるのですが、相手が誰なのかがまだわからない!多分エドマンド(という従兄弟)だと思うんですけど、大穴でミスター・クロフォードもありうる。道徳取っ払えば実兄ウィリアムもありそうですが近親愛は規範として不道徳なものだからオースティンは書かない、んじゃ、ない、かと、思う、よ、あべくん。(最近おおふりどうなった、そういえば)しかし訳があんまり好きじゃない…というのも、私は原文を読んだことがないのでわかりませんが、登場人物の呼び名がよく変わる!マライアだと思ったらミス・バートラムになるしお兄さんのミスター・クロフォードに妹のミス・クロフォード。そこにミスター・ラッシュワースだのフランダースだのパトラッシュ僕疲れたよだの、もう混乱します。しかし感心したところは、日本人のわたしでも、オースティンが物語に織り交ぜながら定義する「これは高貴、善、上品な振る舞いで、これは俗物、悪、下品」の価値観が割りと納得できるな、というところです。この作品の人物はキャラクターがとてもはっきりしているので、そこが理解を助けるところでもあると思います。美・醜・ニュートラル。高貴で善なる魂を持つキャラクターは人間らしく描かれつつも、負の感情を見せたりする場面でも、善を基盤に描かれるため読み手には「にんげんだもの」(みつお)と思わせて一層人間性の深みを味わわせるけれど、俗物的で卑しい魂を持つキャラクターはどこまでも醜悪。高慢と偏見のビデオ鑑賞中も思わずわたしったらブルドックみたいな顔になってしまうのでございます。(英国書簡風)ニュートラルキャラはその平凡さが善でもあり悪でもある。マンスフィールド・パークの方のバートラム令夫人はまさにこれで、ファニーに特別冷たいわけでもないけれど優しいわけでもない。出不精で散歩には一切行かない。しかし下品になることや醜悪な部分はほとんど描写されない。100頁の現時点では、ですが。あ~でもビングリーやジェインはちょっと違う?とにかくビングリーが、まあ、俗に言う、神さますぎるというやつです。恒星のようなやつだという印象をうけました。さて考察はまた次回!

今日の短歌:
  紙ひとえ思いひとえにゆきちがいたり 矢車のめぐる からから    平井 弘

矢車ってあのやさぐれたバッタらいだーじゃありませんよ!
ちょっとずつ、ちょっとずつ行き違ってここまできてしまったと実感したことを、矢車(こいのぼりの上についてたりする、丸い軸を中心に矢の形をした羽を放射線状に取り付けたもの。大体は回転可能)がからからと回る景色を象徴的に見せている。矢車の簡素でシンプル、幾何学的な見た目やその造りと、「からから」っていうオノマトペがつくる情景が、ゆきちがってしまった悲しみと虚無感を引き立たせてますね!量的、時間的にもごくわずかなものだからこそ、積み重なるとなかなか消えてくれないものですね。
「矢車をめぐる からから」にすると、おくさま必見あ~ら不思議!一瞬でみしやぐかげの出来上がりです!あの三人は相互理解自体あるのか疑問…!
by farewell0324 | 2006-10-25 00:49